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唾液の役割と唾液を増やす方法!唾液腺マッサージやドライマウスとは?

投稿日:2021年4月8日

カテゴリ:未分類

こんにちは。

実籾駅から徒歩1分にあるコウノ歯科医院です。

 

今日は唾液の役割や唾液を増やす方法をお話しします。

 

唾液が作られる工場:唾液腺とは

唾液はお口の中の唾液腺で作られお口の中に出されます。

 

唾液腺には左のイラストにある大唾液腺

(耳下腺、顎下腺、舌下腺)と、

上あごや舌にある小唾液腺があり

一日で1~1.5ℓ作られ排出されます。

 

唾液は加齢の影響を受けやすく30代をピークに減少していき

70代では30%程度まで減少していってしまいます。

 

唾液の99%以上は水分で残りの1%以下に抗菌物質などが含まれています。

 

唾液の役割

・飲み込みやすくする

 食べ物を噛んで唾液と混ぜることによりまとまって

 舌で食べ物を送りやすくし、また飲み込みやすくなります。

 

・味を感じやすくする

 舌には味を感じる味蕾と呼ばれるところがありますが、

 唾液により味物質がそこに運ばれることにより味を感じます。

 

・消化を助ける

 唾液に含まれるアミラーゼという酵素によりお米やパンなど

 でんぷんが分解され胃で消化しやすい状態にします。

 

・粘膜を保護する

 唾液に含まれるムチンという粘着性の物質によりお口の中の

 保湿・保護をします。

 また、発音をスムーズに行えるようにします。

 

・お口の清潔、健康を守る

 唾液が食べかすを洗い流します(自浄作用)。

 また、お口の中を中性に保ち

 唾液に含まれるカルシウムやリン酸により虫歯になりにくくします(再石灰化)。

 

・全身の健康を守る(抗菌作用)

 唾液に含まれるリゾチームやラクトフェリンという抗菌物質により

 体内への菌の侵入や増殖を防ぎます。

 

唾液が減るとどんなことが起こる?

唾液の役割を考えてみるとわかりやすいと思いますが

唾液による自浄作用、抗菌作用がなくなることで

・虫歯や歯周病になりやすい

・口内炎などができやすい

・口臭がきつくなる

潤滑・保護作用がなくなることで

・食べ物が飲み込みにくい

・発音がしずらい

・痛みを生じる

また、総入れ歯では唾液は入れ歯がしっかりお口の中にくっつく役割も果たしています。

 

唾液分泌低下による病気:ドライマウス

加齢やストレス、糖尿病などの全身の病気、薬の副作用など

何らかの原因で唾液が減り口腔内が乾燥する病気です。

症状としては上記のような唾液分泌低下によるものですが

病気が原因となっている場合もあるので

気になる方は診察を受けて適切な対応を取るようにしましょう。

 

唾液を増やす方法

・水分補給をしっかりする

 適切な水分補給を心がけましょう。

 

・よく噛む

 よく噛むことで唾液腺が刺激され分泌が促進されます。

 硬い食べ物をよく噛んで食べることやガムをかむこともおすすめです。

 

唾液腺マッサージをする

 

 

 

 

 

1.親指を顎の骨の内側の柔らかい部分にあて

 耳の下から顎の下を5か所くらい各5回ずつ押していきます。

2.親指以外の4本の指で

 上の奥歯あたりを後ろに向かって10回回します。

3.両手の親指をそろえ

 顎の真下から上に突き上げるように10回グーっと押します。

 

・舌のトレーニングをする

1、舌をできるだけ出し上唇をなめるようにうえにむける

2、口の角をなめるように左右に動かす

3、円を描くように動かす

 

唾液分泌を促進する運動を紹介しましたが、

歌ったり笑ったりしてお口を動かすことはとてもいい刺激になります。

噛み合わせが悪い、入れ歯があっていなくてよく噛めないなど

お困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。