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いつ、なんで受けるの?妊婦歯科健康診査の必要性

投稿日:2021年5月14日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。

実籾駅から徒歩3分にあるコウノ歯科医院です。

 

今日は妊婦歯科健康診査についてお話しします。

 

妊婦さんとお口の問題

そもそもなぜ妊婦さんには歯科健康診査が必要なのでしょうか?

 

妊娠中は血管の透過性が増しお口の中の粘性が高まってしまうことにより

自浄性が悪くなってしまったり

女性ホルモンの上昇により歯周病菌が増殖しやすくなってしまいます。

 

また体調の変化やつわりにより

食べ物の好みが変わったり、お食事時間や回数が普段とは異なることや

気持ち悪さで嘔吐してしまうことや歯磨きが難しいときがあるなど

お口の中の環境が普段とは大きく異なり

口腔環境が悪化し虫歯や歯周病になりやすい環境になってしまいます。

 

 

歯茎が腫れたり出血するなど歯茎に炎症が起きてしまう状態を妊娠性歯肉炎といいますが

歯を支える周りの組織まで炎症が及ぶ歯周炎の状態になってしまうと

歯周病原菌の影響で早産や低体重出産のリスクが高まると報告されています。

 

妊婦歯科検診を受けよう

上で述べたように妊娠中には口腔内環境が悪くなりやすくなります。

妊娠4~7か月の安定期になったら歯科健診を受けるようにしましょう。

人によっては気持ち悪さが続いている場合などもありますので

無理をしないで体調の良いときに受診しましょう。

検診時には妊娠中であることを必ず伝えてください。

楽な姿勢で体に負担がないように行います。

途中で気分が悪くなった場合なども

決して無理はせずすぐにお知らせください。

 

 

治療が必要になったら…?

・X線撮影について

 歯の状態を見るための撮影ですが、検査で必要な放射線量はごくわずかで

 子宮からも離れているので胎児にはほとんど影響はありません。

 鉛の防護エプロンも着用し不必要な被ばくを防ぎます。

 治療に際して不必要に撮影することはありません。

 歯の状態がしっかりわからないと最適な治療が行えなくなってしまいます。

 

・麻酔について

 歯科治療で行う麻酔は局所麻酔と呼ばれます。

 少量を局所に投与し局所で分解されるので、胎児への影響はありません。

 痛みに我慢しながら治療を受けることはストレスをあたえることになり

 かえって母体や胎児によくありません。

 過去に麻酔で気分が悪くなったことがあったり、

 大量に投与しても効かなかったとがあるなどは必ず伝えてください。 

 

・薬に関して

 胎児の重要な器官は安定期以前にはほぼ完成しています。

 妊娠初期には使えない薬もありますが

 治療後には妊娠中でも影響のない薬を使用します。

 

健診後治療が必要になった際に治療に関して不安に感じることも多いと思いますが、

不安なことは遠慮せず聞いてください。