根管治療って何？どれくらい通わなければいけないの？

こんにちは。

実籾駅から徒歩１分にあるコウノ歯科医院です。

虫歯の治療で歯科医院に行ったら”根っこの治療が必要です”と言われ

何度も通うことになったということはありませんか？

ちょっとした虫歯なら場合によっては１度で治療が終わることもあるのに

なぜ何度も治療に通うのか、、、

虫歯の進行

虫歯は進行すると歯の根っこにまで進んでしまい

歯の神経である歯髄まで及んでしまいます。

根っこの先に膿を作ってしまうこともあり、

根っこの中に菌や汚れがたまってしまうと少しお掃除しただけでは取りきることはできません。

そのために何度も治療が必要になります。

（虫歯の原因についてもご参照ください）

根管治療→根管充填→土台を入れてかぶせ物をしてようやく治療が終わります

根っこにまで炎症が及んでいる場合には虫歯になってしまった歯の頭の部分を取ってから

まず汚染された歯髄を取り除きます。

根っこの壁についた汚れもきれいに取り除いて洗ってお薬をいれて、

根の中の汚れや根っこの先にたまった膿がなくなるまで続けます。

これを根管治療といいます。

この処置が終わったら根っこの中に最終的なお薬を詰めます（根管充填）。

それが終わったら土台を入れかぶせ物を作っていきます。

これでやっと治療が終わり噛めるようになります。

最後までしっかり治療しましょう

根管治療をしっかり行わずにかぶせ物をしてしまうと

また痛みが出てきたり、治療途中の仮の詰め物をした状態で治療をやめてしまうと

さらに状態が悪くなり、

歯が割れてしまったり抜かなければならなくなってしまうこともあります。

根管治療の回数は歯の状態によって違いますが、

歯の状態や治療の経過を見て担当医から説明があります。

根管治療が必要な状態になってしまうと少し治療に時間がかかってしまいますが

きれいになるまでしっかり通ってください。

その状態にならないためにも定期的な検診、クリーニングも大切です。